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Index 都市伝説(フォークロア Folklore) フォークロアとは、本来は民間伝承と言う意味である。しかし、今では特に広く口承されている噂話のなかで、実際に起きた出来事というふれこみで流布されている都市にて起きる怪奇現象などを指す事が多い。 現代発祥で物語性が強く根拠やニュースソースは「友達の友達から聞いた」などと明確でない事がほとんどであり、また古来からの民間の伝承を原形に都市と言う存在に合う様に変化したものもある。 伝播経路は主に口コミのため、常識的に考えるとありえない内容でも妙に真実味があったり興味をそそったりするものが多い。 学校の怪談なども、この部類と思われる。 青山羊 アカチンボ 赤マント アクロバティックサラサラ アナベル アニー アメリア 生血鳥 E子ちゃん 色問蝙蝠 ヴィヌシャプとビヌシャチ ウォーキンスタンプ 嘘童 瓜子姫 えいむ様 お化け蘇鉄 怪ちゃん カシマレイコ 学校の怪談 カマキリ男 カマキリさん カマキリ男爵 牙無しの黒 キャッシャ 巨大蝸牛 キラークラウン 口裂け女 首折れ女 首切り少女 首無しライダー 具乱怒物乃怪 黒マント ゴーストチキン こっくりさん(狐狗狸さん) ごみこさん ゴム男? さっちゃん サリータ ジェンジェンガー 紫電改 じゃがりこ鰻 ジャンピングババア 人体模型 人面犬 人面魚 隙間女? スライムナース タオヤジ タルギャルクィシン チェーンメールの怪 注射男 ツナカユリコ つまようじさんとみきようじさん テケテケ 時計泥棒 ナイトマーチャーズ ナタデナタ 二宮金次郎像 ニンゲン ハギオミエ 花子さん バニーマン バーバラさん パルガンマスク ひきこさん? ヒトガタ ヒトクチ 一つ目鹿 ヒドメ 100キロババア ヒラノ ピンキー・ピンキー 辮子姑娘(ピーンチークーニョーン) ファラオさま フックマン ブラッディ・メアリー ブリッジマン プルンプアン・カイン ヘアリーハンズ ペギー ペーターメンヒェン ベートーベン 彷徨少女 亡霊牛 ホッピングばあちゃん ボネカ・エンジアブラダ 紅衣小女孩(ホンイーシャオニュイハイ) ミスター・ジペン マダム・コイ・コイ まっかっかさん マッドガッサー ミツ ミッチェル嬢 ムジナ 紫ババア? メアリー・ワース メーンムムナーコン ヤマモモもぎ やみ子さん 玉山小飛俠(ユィシャンシャオフェイシア) ラーメンの女 ランニングベイビー リーゼンラート リョウ子さん 鱗舐 ルミ 霊界公衆電話 主な文献 ジャン・ハロルド・ブルンヴァン/行方均『赤ちゃん列車が行く 最新モードの都市伝説』 朝里樹『1日1話、つい読みたくなる世界のミステリーと怪異366』 魔夜妖一/マーク・矢崎治信/夜羽るか『うわさの怪談恐怖の学校Special』 並木伸一郎『学研ミステリー百科プラス2 こわ〜いウワサ話と都市伝説』 「会社の怪談」調査委員会『カイシャの怪談』 常光徹/楢喜八『学校の怪談1』 常光徹/楢喜八『学校の怪談2』 常光徹/楢喜八『学校の怪談3』 常光徹/楢喜八『学校の怪談4』 常光徹/楢喜八『学校の怪談5』 常光徹/楢喜八『学校の怪談6』 常光徹/楢喜八『学校の怪談7』 常光徹/楢喜八『学校の怪談8』 常光徹/楢喜八『学校の怪談9』 常光徹/楢喜八『学校の怪談 ベストセレクション』 ジャン・ハロルド・ブルンヴァン/大月隆寛『消えるヒッチハイカー 都市の想像力のアメリカ』 恐怖2ちゃんねるプロジェクト『恐怖2ちゃんねる 電網百物語』 百怪の会『恐怖のネット怪談』 ジャン・ハロルド・ブルンヴァン/行方均『くそっ!なんてこった 「エイズの世界へようこそ」はアメリカから来た都市伝説』 日本民話の会/学校の怪談編集委員会/前嶋昭人『軽装版 学校の怪談大事典』 氷川正『現役鉄道員“幽霊”報告書 幽霊が出る駅、路線……教えます!』 長江俊和『検索禁止』 石井正己『現代に生きる妖怪たち』 2ちゃんねる新書編集部『今度は落とさないでね 2ちゃんねるの怖い話』 並木伸一郎『最強の都市伝説1』 並木伸一郎『最強の都市伝説2』 並木伸一郎『最強の都市伝説3』 並木伸一郎『最強の都市伝説4』 並木伸一郎『最強の都市伝説5』 並木伸一郎『史上最強の都市伝説「極」』 一柳廣孝『知っておきたい世界の幽霊・妖怪・都市伝説』 歴史の謎を探る会『世界怪異事典 科学が説明できない奇怪な出来事200』 朝里樹『世界現代怪異事典』 野宮麻未『世界に伝わる本当に怖い話 上巻』 野宮麻未『世界に伝わる本当に怖い話 下巻』 朝里樹『世界の都市伝説大事典』 朝里樹『続・日本現代怪異事典』 魔夜妖一『ゾゾーッ!こわい話1000』 朝里樹『大迫力!禁断の都市伝説大百科』 朝里樹『大迫力!世界の都市伝説大百科』 朝里樹『大迫力!日本の都市伝説大百科』 小菅宏『タクシー運転手にきいたコワ〜い東京の話』 ジャン・ハロルド・ブルンヴァン/行方均『チョーキング・ドーベルマン アメリカの「新しい」都市伝説』 愛葉るび/遠藤マメ『東京の怖い街 23区と市のこわい話』 野宮麻未『特装版ホンこわ!あなたの後ろの本当は怖い場所』 野宮麻未『特装版ホンこわ!世界に伝わる本当に怖い話』 並木伸一郎『特装版ホンこわ!47都道府県あなたの県の怖い話』 鷹木ガナンシア敦『都市伝説的中華人民驚話国 仰天三面記事に読む』 ジャン・ハロルド・ブルンヴァン/行方均『ドーベルマンに何があったの? アメリカの「新しい」都市伝説』 ASIOS/廣田龍平『謎解き「都市伝説」』 朝里樹/氷厘亭氷泉『日本怪異妖怪事典 関東』 朝里樹/闇の中のジェイ『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄』 朝里樹/御田鍬/木下昌美『日本怪異妖怪事典 近畿』 朝里樹/毛利恵太『日本怪異妖怪事典 四国』 朝里樹/寺西政洋『日本怪異妖怪事典 中国』 朝里樹/怪作戦テラ/毛利恵太/高橋郁丸『日本怪異妖怪事典 中部』 朝里樹/寺西政洋/佐々木剛一/佐藤卓/戦狐『日本怪異妖怪事典 東北』 朝里樹『日本怪異妖怪事典 北海道』 朝里樹『日本現代怪異事典』 朝里樹『日本現代怪異事典 副読本』 都市伝説研究会『ネットで見つけた怖い話超百科』 伊藤龍平『ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承』 ジョン・A・キール/南山宏『不思議現象ファイル』 たからしげる『本当にあった?世にも奇妙なお話』 たからしげる『本当にあった?世にも不可解なお話』 たからしげる『本当にあった?世にも不思議なお話』 ジャン=ジャック・バルロワ/ベカエール直美『幻の動物たち 未知動物学への招待〈上〉』 ジャン=ジャック・バルロワ/ベカエール直美『幻の動物たち 未知動物学への招待〈下〉』 朝里樹『ムー認定!最恐!!都市伝説ビジュアル大事典』 ジャン・ハロルド・ブルンヴァン/行方均/松本昇『メキシコから来たペット アメリカの「都市伝説」コレクション』 藤田晋一『もっと怖くてふしぎな怪談・都市伝説大事典』 坂本敏夫『元刑務官が体験した怪奇事件簿 刑務所の怪談』 朝里樹『山の怪異大事典』
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秋祭り2日目~夕方1 「…はぁ」 思わず、深い溜め息をつく。 何にか? 勿論、今自分が陥っている状況にだ。 "周囲を武装したグー○ィーと無数の黒服たちに取り囲まれている"。 な、何を言ってるのか(ry。 そんな下らないボケをセルフでかましている内に、剣を構えたグ○フィーがこちらに突っ込んできた。 ズドン!! という盛大な踏み込みの音、そのスピード、更にはその余波によって吹き荒れる風。 全ては、そのグーフ○ーがただの着ぐるみではないということを、雄弁に物語っていた。 だが。 向こうがただの着ぐるみでないというのなら。 ―――こっちは、普通の人間(ヒト)ではない。 「…っ、よっ…と」 着ぐるみにあるまじき速度で繰り出された斬撃を、紙一重の差でかわす。 唸る剣に引き裂かれた空気がこっちの肌を痛めつけるが、それだけだ。 黒服たちはまだ動かない。逃げ出さないよう防いでいるのか、それともグーフィ○一体が勝負をつけるつもりなのか。 必殺の斬撃をかわされた○ーフィーはこちらへの警戒を強めたようで、ほぼ棒立ちだった先程までとは違い、その手に持った剣と盾を構えている。 それと同時に黒服たちにも動きがあった。 いつでも飛びかかれる体勢へと移行し、その圧倒的な数で以て文字通りこちらを"圧倒"しようとする。 「……はぁー」 また溜め息を一つ。 ○ーフィーだけならなんとか逃げ切れもしたかもしれないが、黒服が加わるとなるともう無理だ。 数のせいで逃げ場がない。 となれば、もう能力(ちから)を使うしかないだろう。 ―――人間(ヒト)にあらざるそのチカラ。 ―――今向かい合っている敵と同じ、都市伝説のチカラを。 自らの都市伝説を発動させる前に、最後の確認を行う。 これまでに経験した戦いの中で、癖になってしまった確認を。 「―――嘆願一。 武器を捨てて、退いて貰えませんか?」 返事はない。 ただ、殺気が満ちていく。 「―――忠告二。 武器を捨てて、早く退きなさい」 返事はない。 辺りに、殺気が充満した。 「―――命令三。 武器を捨てて、さっさと退け」 返事の代わりに、アスファルトを踏みしめる、ザリザリという音が重なった。 「―――宣告四。 いい度胸だ……さっさと死ね」 その瞬間。 地を揺るがすドン!! という轟音と共に、人外たちの戦いが始まった。 グーフィ○は、その少年のことを侮っていた。 確かにこの町には強大な契約者が多い。 だがたった一人で、契約した都市伝説すらその側に従えていないその少年をそこまでの脅威だとは到底思えなかったし、しかも対峙するのは自分だけではない。 夢の国の象徴(マスコット)の一体である自分ほどでなくても、黒服たちはそれなりに強い―――並みの契約者ならば、その数の前に呑み込まれてしまう程度には。 だから、真正面から突撃した。 この程度の相手、すぐさま取り込んでみせるとでもいうように。 …結論から言うとするならば、それがグーフ○ーの命取りとなった。 真正面から突っ込んだグ○フィーには、少年が何かを呟いた瞬間に現れた巨大な鉄の塊を避けることが出来なかった。 その鉄の塊はグー○ィーの剣をへし折り、盾をへしゃげさせても止まることはなく、その身体を数十メートルも吹き飛ばす。 無様に地面に叩きつけられそれでも何とか身体を起こしたグーフ○ーの眼に、しかし少年の姿は映らない。 グーフィ○に出来たのは自分を覆った影を感じ、振り向くことのみ。 ―――次の瞬間。 ズドン!! という轟音と共に降り下ろされた巨大な鉄塊に、○ーフィーの身体は潰され、粉微塵となって消えた。 「…はぁ」 溜め息。 同居人には「幸せが逃げますよ?」と散々たしなめられているのだが、こればかりは直らない。 何に対しての溜め息か? …当然、さっきの戦闘に対してのだ。 祭りに参加するため、自分+同居人二名は南地区へと向かっていたのだが、途中で財布を忘れたことに気付き、ちゃっかりと準備万端だった同居人たちを残して自宅であるマンションに帰ってきた。 それだけならよかったのだが、再度祭り会場を目指す途中で《夢の国》の黒服部隊+グー○ィーと首なしのバイクマン バールっぽいものを装備した女の子との戦いに遭遇し、そのバイクマンたちが逃げ去った後にコソコソとやり過ごそうとしているところを黒服の一人に発見され、その結果として(心の底から不本意ながら)戦闘が始まった。 …のだが、その戦闘自体は既に終わっている。 油断していた○ーフィーに不意討ち気味のカウンターを喰らわせ、さらに高速かつ高威力の追撃を行うことで速攻撃破。 残りの黒服たちは適当に整地用ローラーで薙ぎ払いつつ、全速力で離脱し撒いた。 グ○フィーが油断していなかったらもっと苦戦していただろうが、それでも敗けはしなかったと断言出来る。 しかし、一月ほど前にこの町に引っ越してきて以来、「のんびりまったり平和に暮らす!」という目標のもとに「都市伝説? ハ、何ですかソレ? 美味しいの?」という態度で生活していたのが、これでもうパァだろう。 夢の国にはもう捕捉されただろうし、その他の組織に身元がバレるのもおそらく、時間の問題。 となれば。 「とりあえず、合流しますか…」 まずは今頃祭りを楽しんでいるだろう、同居人たちを回収して、襲撃に備えよう。 後のことは、彼女らと相談して決めればいい。 手札は三つ。 幸いにして、こっちの都市伝説《ジェットばあさん》のスピードはかなりのものだ。 人の身でありながら100キロ近くの速度を叩き出し、さらに高速のホッピングを可能とする上攻撃用の鎌を造り出すことも出来るその能力ならば、黒服くらいからなら簡単に逃げられる。 さらに高い汎用性を誇る《地震発生装置》に重量たっぷりの整地用ローラーを出現させる《重いコンダラ》の二つも合わせれば、物理的な戦闘力ならば相当なものになる。 マスコット連中とやりあっても、易々と敗けはしないはずだ。 …物理的な能力に特化している分その穴もあるのだが、夢の国の能力が噂に聞く限りなら何とか大丈夫だろう。 「……はぁ」 また溜め息が漏れる。 脳裏に浮かんでいるのは、ほんの少し未来の映像(ビジョン)。 楽しみにしていた祭りを邪魔された同居人たちはきっと、その恨み辛みをこっちにぶつけてくるだろう。 何らかの埋め合わせを要求される可能性もある。 自分のせいでないのにその責任を追求されるのは中々に不条理だが、世の中そんなもんだ。 「…はぁ」 最後にもうひとつ溜め息を吐き、同居人たちがいるであろう、南地区の祭り会場を目指すのだった。 前ページ次ページ連載 - 女装少年と愉快な都市伝説
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あらあら、聞きたいの? ふふっ、それじゃあお話しちゃおうかしら ただし、今夜、羽毛布団で眠れなくなったり、おトイレにいけなくなっても、私は責任とらないわよぅ? 片田舎に住む老女が、都会で働く娘夫婦から、小奇麗な羽毛布団をプレゼントされました。 軽くて見栄えのいい羽毛布団を老女はすっかり気に入り、さっそくその晩から羽毛布団を使う事にしました。 しかし、老女は夜中、無性に寒気を感じて目を覚ましました。 見れば、羽毛布団が床に落ちてしまっています。 元に戻して再び眠りについたものの、また同じ事がおきてしまいます。 楽天家の老女は、自分の寝相のせいだろう、と深く考えはしませんでした。 しかし、翌日、きちんとベッドにかけておいたはずの羽毛布団がおいているのを見て、考え直します。 老女は一人暮らし。 来客もありませんでした。 これは、おかしい。 老女はそう気付きます。 そして、じっと羽毛布団を見つめていて…老女は、気付いてしまったのです。 …羽毛布団が、わずかに動き、移動している! 気味が悪くなった老女は、羽毛布団の中身を調べようと、縫い目を解いて… その中を見て、悲鳴をあげました。 羽毛布団の、その中身。 中の羽毛に…たくさんの、 たくさんのたくさんのたくさんのたくさんのたくさんのたくさんの たくさんの、蛆虫が絡み付いていて。 わさわさ、わさわさ、動いていたのです。 …そう。 羽毛布団が落ちたのは、この蛆虫のせい。 この大量の蛆虫が蠢いて、羽毛布団が動いたせいだったのです……! うふふ、薄気味悪い話でしょ? たとえ、羽毛に蝿の卵が産みつけられていたとしても、羽毛の洗浄工程に耐えられる卵なんてあるかしら? そして、仮に生き残ったとしても、栄養を得られない中、蠢くことなんてできやしないわよね? そう、これは都市伝説 事実ではないただの噂 でも、噂された以上は…この羽毛布団も、「都市伝説」として生まれちゃってるかもね? さぁさ、夜も遅いし、おやすみなさい 寝る前に、羽毛布団が動いてないか、ちゃんとチェックしてから眠るのよ? fin 「単発もの」に戻る ページ最上部へ
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都市伝説・・ ここでは都市伝説を紹介していく・・ 中には聞いたことがあるものもあるだろう・・ アニメ 都市伝説
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プロフィール 女装少年と愉快な都市伝説 これまでのお話 メインのストーリー的なもの プロローグ的なもの 秋祭り2日目~夕方1 秋祭り2日目~夕方2 秋祭り2日目~夜1 秋祭り2日目~夜2 秋祭り2日目~夜3 秋祭り2日目~深夜1 秋祭り2日目~深夜2 秋祭り3日目~昼頃 秋祭り3日目~昼頃 とある組織の通話録1 秋祭り3日目~昼頃 小ネタ~将門様からの招待状~ vs《鎌男》 黒服Hさんによるピュアな少年のための淫語講座 宴会当日、宴会の準備 宴会の風景 宴会の風景~コアラの少年と姫君 宴会の風景~エンジェルさんの契約者 宴会の風景~姫さん とある組織の通話録2 女装少年の受難~マッドガッサー襲来 女装少年の受難~トバさん暴走 vs因縁の相手 Dさん宅にて~寝起き編 Dさん宅にて~朝ご飯その他 マッドガッサー達との接近遭遇~幼女マリ、路上にて マッドガッサー達との接近遭遇~マッドガッサー、教会にて 中央高校での決戦~高校潜入 中央高校での決戦~vsHさん 中央高校での決戦~vsラ〇ン、そして合流 中央高校での決戦~笛吹きとの顔合わせ クリスマス~メリー苦しみます クリスマス~花子さんの契約者(獄門寺君)宅にて クリスマス~深まる誤解 新年あけましておめでとう~同居人達の初夢 サブストーリーとか過去編とか脇役とか とある男の日記帳 蟲使いコンビの話 ページ最上部へ
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都市伝説名 / 名*前 太陽フレア※NPC
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都市伝説 【意味】 鷹板内部の一般的用法としては、 背番号8・江川外野手の打ったホームランのことを差す場合が多い。 そもそもは2軍の試合などで (打ってないにもかかわらず)「今日江川がホームラン打ったって本当?」とか、 (出てないのにもかかわらず)「寺原が160キロ出したって本当?」 などのレスがつくことが語源であった。 他の選手に対して使われるときも含め、期待をこめた意味で出てくる事が多い。 【例文】 638 名無しサイコーバイ! 2005/08/21(日) 20 43 41 ID ??? 今日江川がHR打ったってね 639 名無しサイコーバイ! 2005/08/21(日) 20 43 50 ID ??? >>639 都市伝説 そして2007年4月13日、江川のプロ1号本塁打。 都市伝説はついに白日の下に晒されてしまったのである。
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黒服Hさんによるピュアな少年の為の淫語講座 将門様の宴会を明日に控えたある日のこと。 なんだかテンションが上がって眠れないので、こっちは夜の街を散歩していた。 …宴会が楽しみで眠れないなんて小学生か自分、と思いつつ、パジャマ姿で路地裏を歩く。 パジャマは当然(……といえるようになった自分が悲しい)女物だ。 いつのまにか外出時だけでなく家の中でまで女装を義務付けられており、男として生活できるのは学校だけという状況なのである。 ……ぶっちゃけ泣いていいと思う。 しかも、だ。 女装をし始めて一週間、明らかにトラブルが増えている。 ついさっきの変態がいい例だ。 おやつ代わりの魚肉ソーセージを、ぺろぺろと舐めつ咥えつ歩いているところにいきなり抱きついてきたその変態。 日課となりつつある幸せな散歩タイムを邪魔されてイラッときたので、ボコボコに叩きのめしたあとに全裸に剥いて磔にしてやった。 いい気味だなあくっくっく、と暗い笑みを浮かべるこっち。 もぐもぐとソーセージを咀嚼しながら、その路地の角を曲がる。 すると、そこには―――。 「………なんぞこれー」 ―――手足の生えた毛玉がいました。 「はあ、やっぱりそういう『組織』ってあったんですねー…」 「ああ…というか、本当に知らないのか? 中々個性的なやつもいるから、特に最近は色々目立ってたと思うんだが……」 「そうなんですか? 最近目立ってたっていうと……《夢の国》とか、《エベレストの禿マッチョ》とかですか?」 そんなわけありませんよねー、と笑い飛ばすこっち。 だが、 「いや、《夢の国》はともかく、《エベレストの禿》は『組織』の一員で間違いないぞ」 「……………はい?」 「ああ、ついでに言っとくと《エベレストの禿》も《南極のヒトガタ》も謎の隕石も、さらには秋祭りの時の全裸マッチョも全て同一人物だ」 ……えーと、なんていうか…。 「…あの、そんなことを許しちゃってていいんでしょうか…? というか、こっちの個人的な精神衛生的にも取り締まってくれると嬉しいんですが……」 そう頼んではみるものの、即答で「無理だろうな、あいつだけは。黒服の中でも色々な意味で別格だし」と切り捨てられた。 トラウマが封じられることがないという事実に、マジっすかー、と若干へこむこっち。 ―――この、毛玉改め黒服Hさんは、都市伝説の管理をしている『組織』に属しているらしい。 最初に一目見たときにはどうやら誰かと電話していたようで、「な、毛玉がしゃべってる!?」と驚いたものの、まあこんな奇妙で愉快なものは大概都市伝説関係だろうなーと考え、電話が終わるのを待って声をかけてみた。 結果はビンゴ。 "髪が伸びる"というその能力を含めて、中々気さくで面白いいい人だった。 「それにしても、本当に制御が難しいんですねー、それ…」 こっちが声をかけたあたりで髪が縮み、普通の人っぽくなっていたのだが……お近づきの印に送れるものをなにも持っていなかったこっちの、「すいません、えと、この食べかけのソーセージでよければ……あの、一緒に食べませんか?」 という申し出に快く了承してくれたHさんと交互にソーセージをかじっていると、髪がドバッとものすごい感じで伸びてきた。 「ああ、まあな……だがもう慣れたよ」 おお、なんというクールな受け答え…! かっこいい大人の男の人って感じで、憧れるなあ……。 そんなことを思いつつHさんの顔を見上げている(こっちの背は低めなのだ)と、その口が小さく動いたのに気がついた。 なんなんだろう? 訊いてみる。 「えーと、なにかおっしゃりました?」 そんなこっちの問いに帰ってきた言葉は、 「いや、女の子が肉棒をしゃぶってるなんて、まるでフェ○チオみたいだなと思っただけだ」 ……フェラ○オ? なんだろう、フェラーリ的ななにかだろうか。 「あの、すいません。フ○ラチオってなんですか?」 とりあえず訊いてみることにする。 我が家の教育三箇条は『好奇心にはとりあえず従え・困ったら人に訊いてみろ・やられたら三倍返し』である。 「フェラチ○を知らないのか? ……いや、そうだな…要は、男を悦ばせる呪文のようなもんだ」 男を喜ばせる、かー。 別にこっちはそんなことを言われても嬉しくないんだけど……いや、きっと大人になればわかることなんだろう。 「ちなみに、だ。仲良くなりたい相手の耳元で『○ェラチオしましょうか?』と囁くという文化も存在している」 へぇ、そんな文化があったとは知らなかった。Hさんは物知りだなあ。 そう思って、ふと気づく。 ―――これは、「俺と仲良くしたかったらそう言いなさい」的な意味ではないか? と。 なるほどそういうことならば、と納得したこっちは、てくてくとHさんに近付いていく。 二人の距離がほぼゼロになったところで、両腕をHさんの首に回してつま先立ちし、その耳に唇を寄せて囁いた。 「…○ェラチオ、してさしあげましょうか?」 ドバッ!! と。 その瞬間、こっちは髪の洪水に呑まれたのだった。 毛玉を通り越して毛海といえるほどにまで広がったHさんの髪が(おおよそ)元に戻ったのは、それから数分後のことだった。 「大丈夫か? …すまんな、まさか本当に言うとは」 「いえ、大丈夫です。…まあ、能力なんですし仕方ないですよ」 そう返し、携帯で時刻を確認する。 ……ダメだ、そろそろ帰らないと。 深夜に帰宅し、一晩中閉め出された苦い記憶が脳裏をよぎる。 「すいません、もうそろそろ帰らなきゃいけないので……」 「ああ、そうか。気を付けて帰r……いや、ちょっと待った」 呼び止められた。なんだろう? 「大した用事じゃあないんだが…ヤッターマンとコーヒーとライターを、三つ続けて言ってくれるか?」 「それくらいいいですけど…おまじないかなにかですか?」 「まあ、そんなようなもんだ」 「えーと、では。…ヤッターマンコーヒーライター。……これでいいんですか…って、髪! 髪ものすごい伸びてますって!」 「おおっと、失礼。あまりにもいい感じだったもんでな」 自分の髪の毛がとんでもない勢いで伸びているというのに、涼しくそう言い放つHさん。 …ホントにすごいな、この人。 「じゃあな。俺ももう帰る。縁があったらまた会おうじゃないか」 「はい、さようならHさん。またこんど!」 別れの挨拶を交わし、背を向けるHさん。 その背中を見送りながら、思う。 (―――あの髪の毛、うっすらとだけど、血の匂いがしたな……) 本当にうっすらと、まともな人間なら確実に気付かないだろうというレベルで、だが。 Hさんの背中が、曲がり角の向こうへと消える。 ……きっと、彼には彼の戦う理由があるのだろう。 それがこっちのものと噛み合えば別にいい。 だがもし、その理由同士がぶつかりあったとしたら―――。 「―――いや、考えるだけ無駄、かな」 そうなったら、そうなったときのこと。 悪いことなんてのは、起こってから考えればいいのだ。 「―――よし! 明日はいっぱい料理するぞー!」 思考を明日の宴会へとシフトさせる。 将門様は料理を持ってきてもいいといっていた。 自分の作ったものを、多くの人においしく食べてもらえるチャンスというのは、案外少ないのだ。 なにを作ろうか、なにを作ったら喜んでもらえるだろうか。 わくわくとそんなことを考えながら、こっちは家に帰って行った。 前ページ次ページ連載 - 女装少年と愉快な都市伝説
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人類の誰かが言いました。 「アザーズどもは、心まで本当の化け物で、この星の全てを滅ぼそうとしている」 そして、それに反論する人類はおらず、その誹謗は「都市伝説」となって世界を渡りました。 「…………フフ」 君影小夜子は、都市伝説の神術士。 己が都市伝説となったとき――――その物語に、侵食される。 「……フフ、ハ、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 君影小夜子は、心まで化け物に。 この星の全てを滅ぼそうと、思うように。